04年5月27日 神戸2日目

2004年5月27日(木) 午後18時30分開演
CHAGE and ASKA CONCERT TOUR 2004 two-five
神戸国際会館こくさいホールにて


セットリスト

~Opening Movie~
On Your Mark
ripple ring
HANG UP THE PHONE
no no darlin’
(MC)
36度線
天気予報の恋人
誰かさん~CLOSE YOUR EYES~
(MC)
光の羅針盤(コンパス)
心に花の咲く方へ
SOME DAY
C-46
(MC)
男と女
群れ
熱風
Sons and Daughters ~それより僕が伝えたいのは
(MC)
この愛のために
青春の鼓動
CATCH&RELEASE
僕はこの瞳で嘘をつく
YAH YAH YAH
SAY YES
(MC)
not at all~ripple ring~鏡が映したふたりでも
(詩)
WALK
~Ending Movie~



今日は昨日に引き続き、神戸での2日目のライブです。
会場に着いた時には開場時間を過ぎていましたが、今日は昨日よりも少し早く会場の中に入りました。
座席は2階の5列目で、昨日のちょうど真下で列番号も座席番号も同じでした。でも、1階分下に下りたせいか、昨日よりもステージが近く感じられました。

いよいよ開演。
「On Your Mark」。「ようこそー!」とCHAGEさん。
「ripple ring」
「HANG UP THE PHONE」。「待たせたね~!」とASKAさん。
「no no darlin’」
今回はスクリーンの上の方まできちんと見えました。

MC。
ASKAさん、「待たせたねー!!」盛り上がる観客。
「初めての人もいると思います。ノリで分かる(笑)」そのあとのMCは忘れてしまいました…。
CHAGEさん、「ツアータイトルは『two-five』で25です。4月から冬まで春夏秋冬ずっとライブをやります。よく働くでしょ?(笑)」
「CHAGE&ASKAのライブはアンコールはありません。でもご心配なく。25年やってきましたが、今まで『短い』といった苦情はありません。『長い』というのはあったけど。『電車に乗れなかった』って。アンコールは本編に含まれています。税込みです。25周年の活動の中でソロもありますが、ソロの曲も披露します。今回は新曲も歌います!それも2曲!!新曲のいいところは歌詞を間違えても堂々としていられるところ(笑)。これから披露するのは『36度線』です。」

「36度線」
「天気予報の恋人」
「誰かさん~CLOSE YOUR EYES~」

MC。
CHAGEさん、「座ってください、椅子も料金のうちに入っていますから」。
「神戸の皆さんに聞いてもらいたい話があります。愚痴です。この話に共感していただいた方は、あとで座席のお手元のスイッチを押してください(笑)」と通報エピソードを始めました。
通報エピソードは昨日とほぼ一緒の内容でした。で、体脂肪計に乗ってCHAGE改造計画(笑)を立てたCHAGEさん、「今度の大阪、大阪城ホールだっけ?その頃には変わってると思いますよ。池乃めだかみたいに!!」とのことで、思わぬ関西ネタに爆笑!!というか、池乃めだかさんって、ネクタイの長さと自分の身長が同じの「ちっちゃいおっさん」を売りにしていて、やせてると言うか、背が低いだけだと思うのですが…。ま、いっか~。
今日は「通報エピソード」に会場も大ウケしていたので、CHAGEさんも満足だったんじゃないかなぁ~?
「光の羅針盤」の紹介の後、次の曲へ。

「光の羅針盤」。ライブが終わってからも頭の中で歌がグルグルするくらいメロディーは大分覚えてきました。
「心に花の咲く方へ」
「SOME DAY」。今日はCHAGEさんの声がすごく響いていました。声が会場の端まで突き切って、会場がCHAGEさんの声に包まれている感じです。
「C-46」。登場してきたASKAさんがスッキリしているなぁ~と思ったら、シャツを着替えてきたようです。CHAGEさんのソロの間に着替えたのかな?これも今まで気がつかなくて、今日初めて気がつきました。着替えたためか、シャツのボタンも下までしっかり止まっていました。でも、ASKAさんのヒランヤのペンダントは横にずれたままで、「ついでにペンダントも直してきたらよかったのに~」とずっとそれが気になっていました。

MC。
「災難だったね」と昨日と同じセリフのASKAさん。
「オレもそういえば誤解されるような動きをしていたかもしれない。(買い物に行ったマネージャーと)ふたりで『燃焼系~燃焼系~♪』ってやってたしね。」とCHAGEさん。
「通報と警報ですよ!」というCHAGEさんに対して、「オレは連行されたよ。つかまった」と中学生時代の万引きの話を始めるASKAさん。
「どんな風にやるのかなー?というか、オレもやりたかった(笑)。で見に行った時に限って捕まりやがって。木陰から見てたら友達がつかまって、『つかまったー!』と思ったら連れてかれた。罪名は『見張り』。」
「みなさんも買い物をする時には気をつけてくださいね。」とCHAGEさんが話を締めくくると、「気ぃつけるわー!」と観客の関西弁バリバリの返事が返ってきました。それに二人はウケたようで、「気ぃつけるわー!」と観客のマネするCHAGEさんに、ASKAさんは「ありがとう(だったかな?)」と声を掛けていました。

で、「男と女」の話になりました。
CHAGEさんが話し始めます。「ツアーのタイトルが『ツーファイブ』で、オレは『ツーフォー』、分かります?分からない人もいるかもしれないですね。そういう人は、家に帰って、家族にライブの話をして、お風呂に入ってシャワーを浴びて、寝転びながらパンフレットを読んで、『おやすみ、ASKA』なんて言ったりして、そのあとに(やっと意味がわかって)『ワーハッハッハッ!』ってなるんですよ!」
これには観客大爆笑!「おやすみ、ASKA」のところは特に愛情がたっぷりとこもっていて、話しているCHAGEさんがすっごくかわいかったです。
それに対してASKAさん、「オマエ、巧みだなぁ~」とCHAGEさんの話の上手さに感心した様子。
続いてCHAGEさん、「ASKAは『ツースリー』、23です。23年前の歌を歌います。詞を変えて。」
「曲自体を知らなかったらしょーがないんだけどね」とちょっと自虐的なASKAさん。
「プロデューサーが厳しくて、(詞を)何度も返された。その頃はムッとしながらもがんばってた。」とのASKAさんの話に、客席が「その頃はがんばってたけど、今は違うの?」という雰囲気になってしまって、「…今もがんばってるよ」と訂正するASKAさん。それが観客にウケてしばらく笑いを引きずっていたので、「不適切な発言がありました」とお詫びの言葉を入れるASKAさんです。
「(今は詞を書き直されるのが納得できたけど)この曲だけはこの詞でも良かったのではないかと。」

「タイトルは?」とCHAGEさんに聞かれて、「ふたりの愛ランドです」とASKAさん。
これには観客大ウケ!!ちなみに、隣にいた母は本当に歌うと思ったらしいです。
「オレの曲だろー?」と言うCHAGEさんに「オレの曲じゃなかったっけ?」と言って、動物がガブリとかみつくように自分の足首を手でつかむASKAさん。
これはもしかして…、あの伝説のCHAGEさんが生放送で「ふたりの愛ランド」を歌っている途中にペンギンに足をかまれた事件ではないですか~!?ASKAさん、面白い~!!
「曲まで万引きするなよ~」とCHAGEさん。
そこで、「歌って~!」と観客からリクエストがあって、「来年当たりやろうかと。アイルランド人を二人連れてきて、『ふたりのアイルランド人』。」と答えるCHAGEさん。さらに、「ナチュナチュ~♪」と外国人風に歌って会場の笑いを誘っていました。
「『男と女』です」とASKAさん。
「『オスとメス』、カブトムシ的に言うと。オスの方がでっかいんですよね。ツノもあるし」とCHAGEさん。
ここでカブトムシ中心の話になってしまったために歌に入れなくなって、「はい、カブトムシは忘れてください。ツノも忘れて。後ろの薄い羽も忘れて(笑)。」と言いつつ、「カブトムシが飛ぶ時にどうのこうの…」とカブトムシが飛ぶマネをするASKAさん。完全にCHAGEさんのカブトムシのネタを自分の方に持っていっちゃいました。しかし、「薄い羽」なんてまた細かいところをついてくるなぁ~。
で、話しながらいきなり歌へ入りました。いつも思うのですが、話していてもパッと歌に切り替えられるのがすごいです。
「男と女」
「群れ」
「熱風」
「Sons and Daughters ~それより僕が伝えたいのは」。ASKAさんに何度も誉められて、CHAGEさんちょっと照れくさそうです。

MCです。
「23年前の『男と女』、『群れ』、2枚目のアルバムのタイトルにもなっている『熱風』、8月熱風ライブをやりますので来てください!、『Sons and Daughters』を聴いていただきました。」とCHAGEさんが曲紹介。
メンバー紹介。今回もCHAGEさんに紹介されたASKAさんが観客に挨拶をしていました。
CHAGEさんの背伸び体操があって、曲が始まるのかと思ったら、「どーでもいい話をしてもいいですか?」とCHAGEさんが話し掛けてきて、「何が始まるの?」とワクワクしながら話が始まるのを待ちました。
「夕方にやってる角さんの番組見てたんですよ、MBSの。」と始まって、関西ネタに盛り上がる観客。
「わー、『ちちんぷいぷい』のことだ~!」と私も興奮気味。(ちなみに、「ちちんぷいぷい」とは、大阪のMBS(毎日放送)が月曜日から金曜日の夕方にやっている関西ローカルの情報番組で、角純一さんというアナウンサーが司会をしています。)
CHAGEさんの口から「角さん」の名前が出ることにビックリしてしまいました。昔C&Aが「ヤンタン」をやっていたかららしいですけど…。
「そこで、占いやってたんだけど、B型が今日明日最悪だって。それで、ラッキーポイントがあったんだけど、それが『枕元』だって!『枕元』って何?恐るべし関西(笑)!!紅茶を飲むとか、水玉の服を着るとかだったら分かるんだけど」とツッコミを入れるCHAGEさん。確かに、「枕元」は謎ですなぁ…。
後日談として、翌日の「ちちんぷいぷい」でこの話が噂の角さんから語られたらしいです。私は、母の「明日の番組でこの話するで~」という忠告を聞かなかったために見そびれてしまいましたが…。
「どうでもいい話でした」とこの話は終了。
「後半戦にまっしぐらに(?)向かいましょう!」と後半戦へ。

「この愛のために」。アルバムバージョンもいいけど、CHAGEさんのマラカスが見れなくなったのはちょっと残念~!
「青春の鼓動」。最後のASKAさんのハーモニカが昨日よりもさらに長くなっていたような…?ハーモニカに観客は大盛り上がりです!!
「CATCH&RELEASE」
「僕はこの瞳で嘘をつく」
「YAH YAH YAH」。CHAGEさんが今日もスケッチブックをカメラに向かって見せていました。ASKAさんはドリンク置き場に片足を乗せて歌っていました。
サビでは昨日と同じく「聞こえなーい!!」とCHAGEさんが観客をあおっていました。
今回はみんなで歌う曲が多いような気がしますが、会場のみんなと一緒に歌うのって気持ちいいですね~!
「SAY YES」。またまたタオルで観客をあおぐCHAGEさん。ついでにASKAさんをあおぐとASKAさんはまたまた後ろに飛ばされていました。

最後のMC。
ASKAさん「どうもありがとう、今回のライブのテーマは”人”、”縁(円)”です。」と昨日と同じく輪廻の話を始めました。
「本を読んだわけじゃないけど、自然にこういう考えが浮かんできて、ライブで伝えたい、言わなきゃと思いました。」と締めくくっていました。ASKAさんの話の内容は生死に関わることなのでちょっと難しいし、科学的には証明できないことなので、ASKAさんの言葉は人によって受け取り方が違うとは思いますが、そこにいたみんながASKAさんの言葉で勇気付けられればいいなぁ~と思いました。

「not at all」
CHAGEさんが後ろに下がってASKAさんが詩を朗読します。

「人は願うものがあるから果てしない。
人は願うものがあるから果てしない。
僕の世界、君の世界。
僕の宇宙、君の宇宙。
人は宇宙の中にいるのではなく人が宇宙を持っている。
人はすごい、人はすごい、人はすごい、人はすごい、人はすごい…
人は願うものがあるから果てしない。
人は願うものがあるから果てしない。」

「WALK」
最後はASKAさんが首にタオルをかけて挨拶をしていました。1列目の観客にタオルをもらってブンブン振り回していて、他のお客さんが「いいなぁ~」という目で見ていました。
C&Aとバックメンバーがタッチする時にASKAさんが今泉さんと相撲を取っていたのがおかしかったです。

エンディングムービー。
昨日の「神戸国際会館」の文字の代わりに、ホール入口の「こくさいホール」の文字が映っていました。
C&Aの楽屋入りの様子は昨日と同じ映像でした。
入口前で入場する観客、リハのときにローラーでストレッチをするCHAGEさん、ライブ中の様子などが映っていました。
CHAGEさんがスケッチブックを持った場面ももちろんあって、今日は表面が「神戸のみなさん」で、裏面が「See Ya ♂♀」と書かれていました。

大盛り上がりのうちにコンサートが終了。
神戸ならではの関西ネタも飛び出してきて、あっという間の2日間でした。
やっぱり地元はいいですね~。私が次の地元のライブに参加できるのはいつになることやら…?

今回はMC中心のレポになってしまいましたが、最後まで読んでいただいてありがとうございました。






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